富山県唯一の安藤忠雄建築があるって!? ミュゼふくおかカメラ館

美大の予備校時代に「デザインやるなら安藤忠雄は知らないとダメだよ。」と講師に言われ、
「えっっ、そうなの? アンドウタダオ誰?」なんて思いながら建築には全然興味なかった私が初めて、

めっちゃカッコいい・・・」と感動した建築家です。

ちょうど、富山県に行く予定があり、なんでも富山県に唯一の安藤忠雄の建築があると聞いてこれは行くしかないと思い、早速行ってきましたので紹介します。

目次

ミュゼふくおかカメラ館

ミュゼふくおかカメラ館は、カメラと写真・映像文化の魅力を伝えるミュージアムとして、平成12年9月に富山県高岡市(旧福岡町)にオープンしました。

こちらの美術館はなんと、富山県唯一の安藤忠雄建築なのだそうです。

写真だけでなく約3000点のカメラが収蔵されており古いフィルムカメラから現代のデジタルカメラまで様々なカメラが展示してあります。カメラの歴史を知ることができるのでカメラ好きにはたまらない場所ですね。

安藤忠雄(あんどうただお)とはどんな人?

日本を代表する建築家と言ったらこの人!というくらいまさに日本の建築界を牽引してきたレジェンドです。
安藤忠雄氏は独学で建築を学び、1969年安藤忠雄建築研究所を設立。最初の作品、住吉の長屋をコンクリート打放しで1個の箱形住宅に改築した住吉の長屋 (1976) で日本建築学会賞を受賞。

その他にも水の教会や表参道ヒルズ、直島にあるベネッセハウスミュージアムなどなど、挙げるときりがないほど多数の有名建築を手掛けています。

私も予備校時代から大好きで、美大で受講していた建築の授業でも安藤忠雄氏の建築は必ず紹介されます。テレビのドキュメンタリーなどで話している時は、とても気さくな関西のおじさんという感じで親しみやすい印象ですが、仕事をしている時は厳しく、これが日本一の建築家と言われる所以なのかと思うほど、圧倒されてしまいました。

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美術館の見どころは?

建築と写真の一体感

中に入ると思わず『おー!!』と声が出てしまう迫力ある空間。
安藤忠雄氏の代名詞とも言えるこのコンクリート打ちっ放しのモダンな建築。
それでいて二階まで吹き抜けにすることで空間の重さを軽減し、開放感までも出ている。

空間の一体感に思わずそのまま見入ってしまいました。



二階に上がると・・・
ライトアップされた写真がお出迎え。

かっこいい・・

細部へのこだわり

全体の統一感がすごくて細部の手すりまでもこだわり抜かれた印象でした。

二階から下に降る時は、なだらかなスロープになっていて鑑賞を邪魔することなく移動できるのも素晴らしいと思いました。

中庭も開放的



こちらは桜が望める展示室があり、ちょっと一休み。
日差しが差し込んで暖かく、ゆったりしてしまいます。

すぐ横に、外に出るドアがあるのでお花見しながら中庭を散歩するのもいいですね。

安藤忠雄のスケッチ公開

安藤忠雄のスケッチは本当にオシャレです。
このアートなスケッチからこんなにも緻密なものが生まれるのかと思うと、ただただ感動するばかりです。

手打ち蕎麦むかわ

展示を見終わったらなんだかおなかが空いてきたので美術館から徒歩3分の手打ち蕎麦むかわへ行きました。
お店の感じも木造でオシャレです。

おろし蕎麦が絶品



オススメのおろし蕎麦をいただきました。
辛味大根をおろしてあるのでお蕎麦の薬味として最高の組み合わせでした。
辛いの苦手な人は普通のざる蕎麦がオススメです。

まとめ

ミュゼふくおかカメラ館、安藤忠雄建築のモダンで落ち着いた雰囲気と写真との一体感は、訪れてみて初めてわかるとても心地よい空間でした。

本当は写真がメインなのですが、私のように美術館の建物を見に行くのもオススメです。好きな視点で好きなように鑑賞するのが美術館の醍醐味です。

混雑もほとんどしていないので、ゆったりと鑑賞することができました。
富山県に来たらぜひ一度訪れてみてくださいね〜

ミュゼふくおかカメラ館
住所 富山県高岡市福岡町福岡新559
開館時間 9:00〜17:00(最終入館16:30)
休日 月曜(祝休日を除く)と展示替期間は休館
料金 一般800円、高校・大学生400円、中学生以下無料
美術館詳細はコチラ

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