【銅版画 作品】固まり

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細かいものを描く

普段はシンプルな絵を描くことが多いのですが、最近はなんだか細かいものを描きたいなと思いこんな感じの作品を作ることに。今回はこの絵でいこうかな。何かって言われると特にはないんですけどね。。

エッチングでより細かく

まずは、エッチングで細かい線を描いて行きます。無心になって銅版を引っかくのが楽しい。。

こんな感じになりました。

実際に刷ってみると細かい線がしっかりと描けています。
この線の細さは銅版画ならではですね。

【銅版画の作り方 技法 その①】銅版画の基本エッチング(etching)と腐食をやってみよう!

スピットバイトで色の濃淡を出していく

ある程度、彫れたらスピットバイトと言う技法で濃淡をつけていきます。
腐食液を直接版に描いていくという技法なのですが、絵具で描いている時みたいな感じでこれもまた楽しいです。

出来上がるとこのように濃淡がつき、エッチングの時に比べて奥行きが出ました。

【銅版画の作り方 技法 その④】淡い濃淡が綺麗に描ける!スピットバイト (spit bite) で作ってみよう

雁皮刷りでより濃淡を出していく

最後に雁皮刷りをしてより、濃淡やエッチングの線の表現を出していきます。
この一手間で作品のクオリティーが上がった感じです!

【銅版画の作り方 技法 その⑤】細かい表情も綺麗に出せる 秘儀!雁皮刷り(がんぴずり)の仕方

まとめ

今回は、ただ無心で描いていくのがとても楽しかったです。自分の中の無意識の部分が自然と作品に出てくるのでいつも制作する度に面白い発見があります。

 

制作時間 1080分

 

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