銅版画のいいところ、それは、、、
複製ができること。
なので版画で年賀状を作ったり、無地のトートバックやTシャツに刷ったりもできます。
私も版画でこういうグッズみたいなの作りたいなーと常々考えており、とりあえずポストカードを作ってみようかな、そして出来たら売るのもいいなぁ。。と思い立ちました。
刷るのが面倒くさい
何にしようかと考えていると、
気付いてしまいました。
刷るのが面倒くさいのではないのか。
グッズを作るとなると何十枚と刷る必要が。ましてや、私は飽きっぽいので同じ物を刷っているうちにポストカードを作ること自体に飽きてしまう可能性が。。
すると、、ある雑誌を思い出しました。
「あっ、そうだ、これだ!」
活版印刷で作ることに
以前、購入したこちらのデザインの引き出し 37を読んで、
活版印刷やりたいかも!と、そうそうに活版印刷の虜になってしまいました。
ちなみに、銅版画は凹版なので活版印刷とは逆の原理なのです。
凹版の原理についてはこちらの記事からどうぞ
なので、活版印刷は一種の憧れに近い手法でもあり一度はやっておきたい印刷方法。
そんなこんなで活版印刷でポストカードを制作することに。
この本によればどうやら家でも専用のキットを使って活版印刷が出来るみたいなのですが、版を作るのに別途、業者に頼んだりとコスパと手間がかかるので、Photoshopでサクッと作ることにしました。
クマのポストカード
以前私が仕事で使っていたHAGURUMA STOREに入稿です。
ここのお店は価格もそこまで高くなく、納期も一週間前後で商品が届きます。
デジタルで作るところの良いところは、なんと言っても作業が早く、出来上がり時の予想が簡単に分かるところです。
私は普段の作品作りはアナログが多いですが、色選びで悩んだりするとパソコンに取り込み、様々な色の配置を確認してからどの色を選ぶのかを決めたりします。その方が簡単で楽なのでオススメです。最近ではスマホのアプリでも簡単に写真の修正をできたりするので、フォトショの使い方がよくわからないと言う人はアプリでも充分だと思います。
これから何か作品を作りたい、、と思っている人は、アナログとデジタルをうまく組み合わせて作品を作っていくのもまた面白いと思います。
ポストカード完成!
なんだか楽しくなってきたのでクマに引き続きキリンも制作。
可愛いなぁ。。