今回は富山県高岡市にある藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーの紹介です。
藤子・F・不二雄先生のことをもっと知りたいという方必見です!
藤子・F・不二雄ミュージアムで教えてもらったガチ勢のための美術館
私は幼少期からドラえもんのアニメを見て育ち、初めてお小遣いで買ったのもドラえもんの漫画であり、私の人生では欠かせない存在となっています。
そんなドラえもんが好きな私は、川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアムに頻繁に足を運んでいました。何回か行くうちに美術館の方に、
「ぜひ、高岡にある藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーの方にも行ってみてください。きっと違う発見がありますよ!少し遠いんですけどね・・・」
と教えてもらいました。
確かにドラえもん好きなら行かなければ・・・
そんなこんなで人生初の富山県に行くことに。
海鮮美味しそうだし楽しみです!
藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
高岡駅から歩くこと20分。
藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーは高岡市美術館の二階にあります。
チケットはネットでの事前購入、当日窓口での購入可
チケットはネットでの事前購入と当日窓口での購入、どちらも可能となっています。私のように遠方から来ていて当日の時間が読めないという方はそこまで混んでいないので当日の購入がオススメです。ネット予約はこちらからどうぞ。
ドラえもんトラムが可愛い!
美術館までは、ここでしか乗れない限定のドラえもんトラムという路面電車もありますのでこちらもオススメです。
車内はドラえもんのラッピングがされていてとても可愛いです。
入り口がどこでもドア!
早速美術館の二階に行き、受付を済ませると「あちらのどこでもドアからどうぞ。」と言われ振り向くと、
そこにはどこでもドアが!
ついにどこでもドアをくぐれる日が来るとは、、
ここから先は写真撮影ができませんので写真少なめで紹介していきます。
展示の見どころは?
藤子・F・不二雄先生の漫画家人生を見ることができる
川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアムでも先生の仕事場が再現されていて先生の日常などもみることが出来ます。
ですが、こちらのふるさとギャラリーの方はさらに掘り下げて、生い立ちや高岡市でどういった作品を作っていたのか。上京してから漫画家として成功するまでにどういった葛藤があったかなどなど、さらに深い部分が展示されています。作者のバックグラウンドをより深く知ることができて、とても面白かったです!
展示内容をまとめるとこんな感じです▼
- 先生の幼少・少年時代の写真と、昭和初期の高岡の風景をスクリーンで上映。
- まだ漫画家になる前の14歳の時の手作り冊子『妖怪島』の本文を全ページ鑑賞することがきる。
- 東京へ向かった先生の決意を、先生の「カバン」や愛用品と共に展示。
- 「ドラえもん」のお話の中から少年時代に先生が体験した高岡の風景が感じられる作品を展示。原画と出版物の比較コーナーも見どころ。
高岡銅器により製作したドラえもん像は必見
高岡の伝統産業である「高岡銅器」により製作されたドラえもん像です。
私はこの初期のずんぐりむっくりしたドラえもんの方が可愛らしく好きです。
ここでしか買えないオリジナルグッズも
ここでしか買えない3周年ピンバッジをゲットです!
これを付けて川崎の藤子・F・不二雄ミュージアムに行ったら「えっ、これ持ってるのすごいですね!」とスタッフの方に言われて嬉しかったです。。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムとの違い
では実際に両者とも訪れて何が一番違ったのか、、
それは先述したように
ドラえもんよりも藤子・F・不二雄先生に焦点を当てているというところです。
川崎の方はドラえもんや、コロ助などをはじめとしたキャラクターたちがメインとなっており子供も楽しめる美術館となっていますが、こちらは藤子・F・不二雄先生が生まれ漫画家としての人生をどう歩んでいったかという部分がメインとなっています。
各ミュージアムの違いを比較▼
藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
- 藤子・F・不二雄先生の生い立ちや漫画家になったきっかけなどがメイン
- 漫画家になる前の漫画賞に投稿した初期の漫画の原稿がみられる
- ドラえもんのもっと深い部分、思想やあり方などを知りたい人向け
- ここでしかゲットできないグッズがある
- チケットは当日購入OKなので、思い立ったらふらっと行ける
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
- キャラクターメインで子供も楽しめるアミューズメント的要素が強い
- カフェや写真スポット、グッズの数が豊富
- オリジナル原画数が多い
- ローソンチケットでのチケット購入が必要。完全予約制
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムは広く浅く、万人が見て楽しいといった印象で、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーは、私のようなコアなファン向けだと感じました。川崎の方では少し物足りないと思っていた私には高岡の美術館はとても考え深い部分が多く、感動して泣いてしまう部分も多々あり大満足の美術館でした。
また藤子・F・不二雄先生のことをより知ることで漫画のキャラクターたち、一つ一つの行動や言葉の意味をより理解することができました。
のび太がよく行く裏山(卯辰山 うたつやま)へ行くことに
帰りは高岡古城公園を通り少し寄り道。この地も藤子・F・不二雄先生ゆかりの地として地元では超有名な場所。ちょうど桜が満開で、あまりの美しさに見入ってしまいました。
そしてここで外せないのが、、
卯辰山(うたつやま)実はこの山、
のび太が何か考え事をする時にいつも行く裏山のモデルになった場所なんです。
当時、藤子F・A両先生も学生時代に、ここで漫画のアイデアを出していたんだそうです。
実際に行ってみると、のび太のようにゴロンと転がりたくなるような、大きくてのどかな山でした。
まとめ
小さい頃からドラえもんを見て育てきた私にとって、藤子・F・不二雄先生は神様のような存在でした。今回はその先生の生い立ちをより深く知ることでさらにドラえもんの魅力に触れることが出来て本当に行って良かったです!
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムで満足できないファンの方には特にオススメしたい美術館です!
所在地・連絡先・ウェブサイト
高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
住所 〒933-0056 富山県高岡市中川1丁目1−30 高岡市美術館
開館時間 | 9:30〜17:00(最終入館16:30) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合開館、翌日休館 、年末年始 12月29日~1月3日) |
料金 | 500円 ※3歳以下無料 |