【美術館デビューの方 必見】作品の知識がなくても楽しめる!美術館の楽しみ方

はじめに

私が美術館にはまり初めたきっかけ

私が美術館にちゃんと行き始めたのは、美大の2年に入ってからですね。(かなり遅いと思います。。。)それまでは、絵を描いたり作品を作ることが好きだったので別に他の人の作品にはほとんど興味がなかったので美術館には全くと言っていいほど、行っていませんでした。
ですが、美大の授業で否が応でも有名な作家の名前が出てきて、歴史やら作品を見せられるのですが、なんだか自分の中で消化しきれない感じがして、実際に作品を見る必要があるなと思い、美術館に足を運ぶことにしました。

美術館の楽しみ方が分からない

美術館って堅苦しいイメージがあり、当時の私はあまり好きではありませんでした。なぜなら、友達と一緒に行っても私語もできないし、写真も撮れないしで高尚な場という感じがしていました。

ですが、当初の目的は見聞を広めることでしたので授業が終わり、いつもは友達と行っていたのですが、その時、たまたま都合が付かず一人で行くことに。すると、私と作品という一対一の関係が生まれ、作品の世界観に引き込まれる感じがしたのです。

それは今までに体感したことがない不思議な感じでした。

これが作品を真に観ることか。と私は瞬時に理解しました。今までは、友達と一緒に行っていたのもあり、しっかりと作品に向き合っていなかったのだと思いました。

と言う感じで、今では美術館に行かない月はないぐらい行くようになった、おまつ流の美術館の楽しみ方をご紹介していきます。

失敗しない美術館の選び方3つのポイント

気になる作品や作家の展示を選ぶ

最近では、ホームページにどのような作家の展示か、展示の見どころとなる作品の紹介など、事前情報を簡単に入手することができます。また、以前は写真撮影は基本的にはダメだったのですが、SNSの影響でか撮影OKの作品もちらほら出てきており、(実際の展示の雰囲気はインスタの写真を見たりするのがおすすめです。)なので、そこから自分が何となく興味があるなぁ〜と思える作品を見に行くことが失敗しにくいポイントです。

あとは、私がよく使うサイトがこちらのartscape

このサイトは全国各地でどのような展示が開催されているかが、とても分かりやすいサイトになっています。その他にもちょっとしたアートコラムがあったりと、アート系の情報を収集するにはとても役に立つサイトとなっていますので美術館探しに是非活用してみてくださいね。

大きい美術館に行く

展示を見に行くだけもいいのですが、どうせなら美術館全部を満喫できたら、さらにいいですよね。そんな時にぜひ行って欲しいのが大きい美術館です。特に国立の美術館ともなれば施設は充実しています。また、展示以外にもカフェやレストラン、最近ではミュージムショップも限定グッズが色々置いてあり、見ているだけでも楽しめます。

その中でも私が特にオススメしたいのが図書館です。

図書館のいいところは、色々なアーティストの作品が見れるところ。特に、普通の本屋では見かけることがないような画集もたくさんあるので、新しい作品を知るきっかけにもなります。それに、購入を迷っている方も実際にその場で本を読むことができるのでオススメです。

死を想い、生を表現する作家 クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime(ライフタイム)国立新美術館

2019年8月29日

迷ったらとりあえず都心の美術館に行く

都心の美術館がなぜいいのか、それは都内は人が最も集まります。その為、今話題のアーティストや作品、またアニメの原画展など比較的、万人受けする分かりやすい作品や旬のアーティストなどを取り上げます。なので初めて美術館に行く人には見やすい展示が多いと思います。それに都心だとアクセスも良いところが多いので迷ったら、都心の美術館に行くことをオススメします。

ブリヂストン美術館がついにリニューアルオープン!!オシャレでハイテク過ぎる美術館 ARTIZON MUSEUM(アーティゾン美術館)

2020年2月3日

美術館の鑑賞の仕方5つのポイント!

全部の作品を見ようとしない

まず、はじめに美術館に行って展示してある全ての作品を一つ一つ真剣に見る必要はありません。と言うより体力的に限界で、後半は早足でサーっっと流し見、と言う方も多いのではないのでしょうか。私の友人でも「美術館て、なんか疲れない?」と言われたりします。なので、体力のあるうちに一番見たい作品、気になる作品から鑑賞することをオススメします。

まずは軽く下見をする

先程、気になる作品から見ると言いましたが、中にはネットで見てないし気になる作品ないんだけど、、と言う方に、まずは展示室全体を軽く一周して下見をします。そうすることで全体の作品数や自分の気になる作品を把握できます。また、展示の最初の作品は混んでいて人が多く、鑑賞しにくいことが多いので初めに後半の空いている作品を見てしまうのもオススメです。でもいきなり後半から見ても大丈夫なの?と言う方に。

キャプションに沿って鑑賞する

後半から見ても大丈夫なのか、大丈夫です、キャプションがあるからご安心を。

キャプションの役割とは何なのか。

その作品の背景や作者の作品への思いなどを知ることができる。
説明書きのようなものです。

本来ならばキャプションに沿って入り口から順々に鑑賞していくのがセオリーと言えます。
ちなみに、順番に鑑賞する際のメリットは、年表順=作品を作った順に鑑賞することが出来ます。なのでこの作者がどのように進化していったかを順々に追うことが出来ます。

そのほうが、万人が分かりやすく鑑賞できるからです。

ですが、そこまで順番に観る必要はないと思います。もちろん人によっては、下積みからデビューして一流の作家になるまでを順々にみたいんだ!と言う人もいるかもしれません。そういう人以外は、基本的には順不同でも自分のみたい作品から見て、その作品の背景はキャプションを読むと言う感じで問題ないかと思います。

また、最近では音声で作品の解説をする音声ガイダンスの有料貸出をしている美術館も多いので、そちらを活用しながら作品を鑑賞するのも良いかと思います。

次からは小技編です。

絵を至近距離でみる

これは本当にオススメ。何がいいかというと、新しい発見があるからです。
どういうことかというと、

たまにいませんか、絵に対してすごい近くまで寄って見ている人。はい、私です笑。
ちょっと近くないですか?それだと絵、全体が見えないでしょ。と思っている方、

何を見ているのか、それは絵の描き方です。(この時、作品には触れないよう注意してくださいね。)

ネットでは作品全体の画像は見れても、その作品の絵の具の筆跡や、作品の素材など、何が使われてどう言う風に制作されているのかと言う細かい情報までは読み取ることができません。なので作品を至近距離で鑑賞することで「こう言う技法を使っているのか、近くでみると絵の具はこんな風に盛られているのか」とパッと見では分からない情報を得ることができます。絵を描いている人なら、「私もこの技法を使ってみようと」自分のひき出しも増えるのでオススメです。

絵から離れてみる

空間と作品を楽しむ。
美術館の醍醐味はなんといってもこれにつきます。空間が大きければ大きい程、その作品の世界観に浸れます。

見ると言うよりは体で感じてください。

「・・・・・、何言ってんの」と思われた方、
アートは感じるものです、本当に。

ただ実際問題、人気の展示だと遠くからだと人が多くて作品が見えないこともしばしば。
そんな時は平日が狙い目です。
どうしても土日しか行けない方は、会館時間〜12時頃は比較的空いています。お昼以降の13時〜14時は最も混みますのでなるべくこの時間帯は避けることをオススメします。

これで私も上級者!知ってるとさらに楽しめる美術館のあれこれ

コインロッカーを利用する

ほとんどの美術館には、コインロッカーが設置してあります。(100円玉を入れると戻ってくるタイプが一般的)これは絶対に活用した方がいいです!なぜかというと、私はリュックで行くことが多いのですがあまり大きい荷物を持って行くと、受付で「大きいお荷物は前にかけるか、ロッカーをご利用ください。」と言われます。また鑑賞中に後ろの人や作品に触れてしまう恐れがあるので、できるだけ身軽な格好で鑑賞しましょう。

メモを取るときは鉛筆を使う

展示を見ていて、気になる作品、作家に初めて出会ったらメモをして終わってからネットで調べたりするのもオススメです。これこそが美術館に行く本当の意味であり、新しい発見の場でもあるからです。これをいろいろな展示を見て自分の興味のある作品やアーティストの傾向が見えてきます。そうすることでこれだ!と思えるお気に入りの作品に出会うことが出来ます。

そんな時にメモを取るには必ず鉛筆を使います。

なぜかというとボールペンや、マジックを使うと、インクが飛散して展示してある作品についてしまう恐れがあるから。だそうです。

いや、絶対ないでしょ。。。と私も今日に至るまでずっと思っています。
多分、過去にあったのかもしれないですね。なのでたまに、このルールを忘れてボールペンでメモしていると監視員の方がそっと、鉛筆を渡してくれます笑。あとシャーペンも見た目がペンっぽいので鉛筆を渡されます。借りた鉛筆は出口で返却になります。

ちなみに私は、最近はスマホでメモをしています。なので作品に害がなければ鉛筆でもスマホでもお好きな方法でメモを取ってみてくださいね。

音声ガイドを利用してみる

でもやっぱり、私の知識だとなんだか心細いよ。。という方には、「音声ガイド」がオススメです。音声ガイドは展示している各作品の解説を聞くことができる翻訳機みたいな物で、作品の横に音声ガイド用の数字が書いてあり、その数字を入力すると解説が流れます。

こちらの音声ガイドの貸出は有料(大体400~500円ぐらい)となっていて入場する窓口で貸出を行なっています。また、ガイドの声も有名な俳優や、声優の方の声だったりとしっかりとトレンドを入れていて、私の友人でも作品はそんなに興味ないけど、好きな俳優の人の声が聴けるだけで借りているという子もいました。また、美術館によっては無料のアプリで自分のスマホで聴けるところも出てきたりしているのでそのうち、全ての美術館がスマホで聴けるようになるのではないかと思います。

ストールやブランケットが借りられる

夏場に美術館に行くと、意外にも空調で寒かったりすることがあります。
受付でも借りられますが、鑑賞の途中だと入り口まで戻るのが大変な時も。。
そんな時は各展示室にいる監視員の方に声を掛けてみてください。(美術館によってはストールやブランケットがないところもあります。)快適な鑑賞ができます。

まとめ

いかがでしたか?

これがおまつ流、美術館の楽しみ方になります。

鑑賞の仕方も十人十色、様々だと思いますので自分にあった鑑賞の仕方を見つけていただければと思います。とりあえず、気張らずに見たいものだけを見ると言う感じで気軽に楽しんでみてくださいね!

ワンコ先生
美術館の紹介が載っているこちらの本もおすすめだから気になる人は読んでみてね!

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