まるで絵画のような写真 ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター展 Bunkamuraザ・ミュージアム

2017年にソールライター展が開催され、私も写真好きだし、この人の写真はオシャレだから行きたいなと思いつつも、なかなかタイミングが合わず行けなかったことを後悔していました。この度、回顧展が再び行われるとのことでリベンジをしてきました。まさかこんなに早く行われるとは思っていなかったのでただただびっくりです。

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Bunkamuraザ・ミュージアム

Bunkamuraはコンサートホール、映画館、美術館などが入った、まさに文化を発信していく複合施設となっています。その中のBunkamuraザ・ミュージアムは、企画、展示を運営の主体とする美術館となっています。近代美術の流れに焦点をあてた展覧会を中心に、それまで日本で紹介されることが少なかった作家の個展や海外の著名な美術館の名品展など、テーマ性・先見性・話題性を持った展覧会を主に開催しています。

渋谷駅から徒歩7分と、アクセスも良いので渋谷にお出かけの際はオススメの美術館です。

Saul Leiter (ソール・ライター)とはどんな人?

Saul Leiter(ソール・ライター)は、1923年アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグで生まれます。1950年代から第一線のファッションカメラマンとして活躍し、「VOGUE」や「Harper’s BAZAAR 」の表示を飾る伝説の写真家として一躍時の人に。しかし、1980年代に商業写真から退き世間から突然姿を消します。

時が経ち、71歳の時に英国の写真管財メーカーのイルフォード社が補助金を提供したことで、未現像だったカラー写真の展覧会が実現。更に83歳を迎えた2006年にドイツのシュタイデル社から出版された作品集「Early Color」がヒットしたことで、世界各地で展覧会の開催や作品集の出版が相次ぎ、ドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」が制作されるなど再び注目されるのです。

なので、写真家としては80代にデビューしているんです。。幾つになっても自分の好きなことで生きていくってかっこいいなぁと思いました。

出演:ソール・ライター, 出演:マーギット・アープ, 監督:トーマス・リーチ
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展示の見どころは?

今回の展示は、2017年の展覧会開催以降に発掘された未発表をはじめとする作品群を紹介するとともに、一人の写真家の生涯にわたるアーカイブを通して、ソール・ライターの創作にいて紹介されていました。

第1部『ソール・ライターの世界』では、ソール・ライターの世界初公開となるカラー作品

この章では、2006年に出版された『Early Color』によって、“カラー写真のパイオニア”と称されるようになったきっかけのカラー作品などが公開されています。その他にも前回の展示では公開されなかった未発表の白黒写真などが多数展示してあります。

第2部『ソール・ライターを探して』

ソール・ライターの仕事場に残された膨大かつ多様な未整理資料によって、ソール・ライターという人物そのものに迫ります。写真以外にも元々、画家を目指していたというソール・ライターの絵画作品やスケッチブックの展示などもあります。こちらも2017年展覧会開催以降に発掘された作品が多数展示されています。

作品の良さが出ているオシャレなグッズ

図録をはじめ、ポストカードやペーパーウェイトなどソールライターの写真を身近に感じられるものばかりで見ているだけで楽しかったです。私はその中から気に入った写真のポストカードを購入。

こんな感じでフレームに入れて部屋に飾っています。部屋がなんだか素敵に笑!
その他のグッズはこちらからご覧いただけます。

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まとめ

前回の展示を逃してしまったこともあり、見に行けて本当に良かったです。どの写真もまるで絵画のような完璧なトリミング構成と色合いで素敵でした。。今みたいにスマホで写真を撮ってからアプリで加工できるような時代ではなかったので、フィルムカメラでの一発勝負なのが本当に凄いと思いました。写真好きの方はもちろん、写真をあまり見ない方も一つの絵画のような作品ばかりなので是非足を運んでみてくださいね。

Bunkamuraザ・ミュージアム
住所   東京都渋谷区道玄坂2-24-1
開館時間 10:00〜18:00(最終入館17:30)毎週金・土曜日は21時まで(入館は20時半まで)
休日 1/21(火)、2/18 (火)のみ
料金 展覧会により異なる
美術館詳細はコチラ

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