三重県立美術館
今回は推しに会いに行く為に三重県にお出かけしたのでせっかくならと、伊勢参りと一緒に三重県立美術館にも足を運びましたのでご紹介していきます。
津駅の看板に驚く
まず駅を降りて「うん、、なんか?(クエスチョン)マークが書いてある」と思って近づいてみたら、平仮名の『つ』と書いてあり、びっくりして思わず写真を撮ってしまいました。今まで見てきた駅で『つ』ほどインパクトがある駅はないですね。
津駅から徒歩20分
ホームページでは駅から徒歩10分と記載されていますが、なだらかな登り坂なので実際は15分〜20分はかかります。
チケットは当日窓口での購入
最近ではほとんどの美術館がネットでの事前購入が基本になっていますが、こちらの美術館は当日窓口での購入となっています。旅行中の突発的なスケジュールの変動にも対応できるので良いなと思いました。
展示内容
通常だと企画展と常設展が一つずというのが多いのでが、こちらの美術館では企画展2本と常設展が開催されていましたので、なんと3本セットでの鑑賞になりました。
柳原義達展 彫刻の道標
烏や鳩をモチーフとした「道標」シリーズや「犬の唄」と題された女性立像などで知られ、戦後日本の具象彫刻界を代表する彫刻家、柳原義達(やなぎはらよしたつ)の展示が開催されています。
どの烏の表情にも味があってとても可愛いらしかったです。
こういう彫刻見てるとデッサンしたくなってくるんですよね。この逆光とか最高ですね、はい。
知っておきたい 三重県の江戸絵画
よく浮世絵や水墨画は聞いたことがありましたが、総称して江戸絵画というジャンルで括られていることをこの展示で初めて知りました。江戸絵画って響きがなんかオシャレだな。。
このおじさんたち尊い。。
可愛い
エントランス
天井の高い開放感のあるエントランス。森の中にいるような心地よさがあり落ち着きます。
常設展
そのほかにも常設展示も様々な作品があり、見応えがありますのでお越しの際は企画展と一緒に鑑賞してみてください。
X線連動比較画像が面白い!
行く前に美術館のサイトで情報収集をしていたら発見したのですが、作品とその作品をX線に通したものを比較した画像を閲覧することができます。例えばこちらの上の画像ですと、右側がX線写真になるのですが絵の下地で使われている塗料が白い部分で浮かび上がっています。絵の方で見てみると下地なのでこの白い筆の跡は見ることはできません。ですが、このようにX線に通すと目視だけでは確認することができない下絵段階の状態を情報としてみることができ、「こうやって作っているのかと」と、見ていてとても面白かったです。
たまにニュースに出てくる突如発見されるダ・ヴィンチなどの作品とかも、こうやって文明の利器で色々検証して制作年とか割り出してるのかなって思いながらずっと見てしまいました。
気になる方はこちらから閲覧可能です。
まとめ
今ままで訪れた美術館の中で一番規模感が丁度良く、作品も見応えのあるものばかりでとても楽しかったです。
周りも自然に囲まれており、ゆったりと過ごしたい方にはぴったりだと思います。ぜひ三重にお越しの際は立ち寄ってみてくださいね。
所在地・連絡先・ウェブサイト
三重県立美術館
住所 〒514-0007 三重県津市大谷町11
開館時間 | 9:30〜17:00(最終入館 30分前) |
休館日 | 月曜日、年末年始(ただし祝日の場合は開館) |
料金 | 企画展 一般 1,000円 / 常設展 一般 310円 |