ゆるゆるイラストをおまつが描いてきたよ
今日はこんな絵を描いてきたよ。これでポストカードを作りたいなってね。
可愛いねー、ドーナッツ?
「DO-NAtsu⭐︎」はこれから売り出していく駆け出しのアイドルグループという設定なんだよ。
ほほう。じゃあ、今日はそのドーナッツたちをアクリル絵の具で作っていこうか!
アクリル絵の具??
アクリル絵の具とは
「アクリル絵の具」とは、アクリル樹脂を用いた絵の具のことを言います。天然の樹脂や膠を顔料と混ぜて作られた油絵や日本画の伝統的な絵の具に対して、アクリル絵の具は石油化学の発達によって生産することが可能になった絵の具で、水で溶いて使いますが乾燥後は耐水性になる、というのが最大の特徴です。
アクリル絵の具の特徴
速乾性がある
アクリル絵の具はなんといっても、描いてから乾くのが速い!のが大きな特徴の一つです。塗る面積にもよりますが、乾くまでに5分もかからないです。この速乾性により、水彩絵の具のように乾くのを待つ必要がないので作業をスムーズに行うことが出来ます。
重ね塗りができる
先ほどの、速乾性のおかげで一度塗った色が濁ることなくそのまま重ねて色を塗ることが出来ます。水彩絵の具ですと、色を重ねれば重ねる程、色が濁っていくのですがその心配もないので、初めて絵の具で作品を作りたい人には扱いやすいと思います。
油絵と水彩両方の描き方ができる
基本的に、アクリル絵の具は油絵の具やポスターのようなベタ塗りに向いている絵の具なのですが、水の量を多くして色を塗ることで水彩絵の具のような淡い表情を出すことも可能です。なので、アクリル絵の具を持っていればわざわざ油絵の具と水彩絵の具と2種類もつ必要がないというオールインワンな絵の具なのです。
乾くと耐水性になる
アクリル絵の具は水で溶いて色を塗っていくのですが、乾くと耐水性になります。なので、紙以外にも木材やトートバックの布などにも描くことができるので作品の幅が広がりますね。
速乾性だから筆は使ったら水の入ったバケツに入れておくと固まらないよ。
ポストカードに下書きをする
先ほどの、イラストの下絵をポストカードに鉛筆で描きます。普通の無地のハガキに描いてもいいのですが、絵の具で描くのに適した紙を使用した無地のポストカードがあるので、今回はそちらを使っています。
普通のハガキと何が違うの?
絵の具の発色が良かったり、乾いた時に紙がゴワゴワしないんだよ。
アクリル絵の具で色をつけていく
- 筆
- アクリル絵の具
- 絵皿・紙パレットなど
- 水差し(あると便利)
- 筆を洗うバケツなど
絵皿と筆は色ごとに分ける
絵の具で色を塗る時に、塗っては筆を洗って、また塗っては筆を洗ってを繰り返したことはありませんか?実はその方法で色を塗っていくと、回数を追うごとに筆に濁った水が浸透し、色が濁るので仕上がりが汚くなります。
なので基本的には使う色ごとに筆や絵皿などを用意し、筆はほとんど洗いません。水を足したい時には水差しを使い各絵皿に少しずつ水を足し調整をしていきます。
たくさん筆を持ってないんだけど、買った方がいいのかな?
理想は各色ごとが良いけど、最低でも赤系、青系、黄色系ぐらいの3色は色分けして筆を持てるといいかな。
色を重ねていく
アクリル絵の具で絵を描く場合、水彩絵の具よりも厚いので、一度に塗ろうと思うと筆ムラが出てしまいます。なので一度塗り、乾いてからまた塗り残しがある部分を重点的に全体に色を重ねて仕上げていきます。そうすることで綺麗な仕上がりになります。
どのくらいで絵の具は乾くの?
アクリル絵具は速乾性があるから5分ぐらいでほとんど乾くよ。塗った時の絵具の厚さによってはもう少しかかることもあるから5~10分ぐらいしたら重ねて大丈夫だよ。
完成!
二度目の色塗りが終わり最後に細かい部分を仕上げて完成です!
おー!ついに完成だね!
可愛く出来上がったね!
まとめ
今回はアクリル絵の具での制作過程を紹介しました。アクリル絵の具は水の量でペンキで描いたようにはっきりとした絵にも仕上がるし、水彩のような淡い表現もできるので、これから初めて絵の具を使って作品を作りたい人にはオススメの絵の具です!
他にもイラスト描いたからそれもアクリル絵の具で制作しようかな!
楽しみだね!