世界で最も美しい美術館　下瀬美術館

今回広島に来た一番の目的がこちらの下瀬美術館に来たかったからなんです！ということで早速紹介していきます。

下瀬美術館

下瀬美術館は、2023年3月に開館したばかりの新しい美術。しかもこちらの美術館、私がちょうど広島から帰ってきた時になんと2024年「世界で最も美しい美術館」に選出されました！おめでとうございます！

とてもタイムリーすぎてびっくりしましたが、実際にこちらの美術館に訪れればこの結果にも納得します。本当に綺麗で素敵な美術館です。

チケットはオンラインでの事前予約推奨

当日受付でもチケットを購入することは出来るのですが、ネットで事前に予約購入をしておくと大人1,800円のところ1,500円で購入することが出来ます。なのでネットでの購入を強くオススメします！

美術館の魅力をご紹介！

下瀬美術館の最大の特徴は動く展示室！？

下瀬美術館最大の特徴でもあるこちらのカラフルな建物。実はこれ何かというとただのカラフルなオシャレコンテナというわけではなく中が一つ一つ展示室になっています。しかもこちらの展示室は水で浮かせて人力で配置替えを行っているのだそうです！凄すぎる。。

レゴブロックみたいに様々な配置の組み合わせが可能で展示作品に合わせて配置も変わるので、来るたびにその変化が楽しめそうですね！

エントランス

早速中に入ると、温かみのある木と大きなガラス張りの建築で開放感のある広々としたエントランスが、とても心地良いです。

ミュージアムショップ

エントランスはミュージアムショップとカフェが併設されています。

オリジナルのスケッチブックや、

カラフルで可愛らしい手袋。

こちらはエミールガレの作品から着想を得て制作されたガラス製のオブジェ。

中庭にはオシャレな空間が！

中庭に出ると、海の上に作品が展示してあります。こんな素敵な美術館が今までにあっただろうか。直島以来の衝撃を受けました。またこの水面に反射しているのがとても神秘的。

屏風と後ろの海と山との融合が最高です。。直島でも思ったのですが、都内の美術館では絶対に真似できない大きな空間と自然を使った作品展示が可能なのは地方の美術館ならではの最大の強みだなと思いました。

エミール・ガレの庭

なんとこちらはエミール・ガレの庭が広がっています。エミール・ガレは主にガラスを使った工芸作品を手掛けており、その傍ら植物学者としても活動していました。そんなガレの作品に登場する草花を中心に、瀬戸内の気候に合わせて植栽された庭園を再現したのがこちらのお庭なんだそうです。

まるで作品の中に入り込んだような素敵なお庭が！
色々な種類の花や草が植えられていて、散歩しているだけでとても気持ちよかったです。

ふと上を見上げると、ミノムシが葉っぱの中にくるまっていました！こうやって自然の中で暮らしているんですね、すごい。。

ミュージアムカフェで休憩

楽しすぎて歩き疲れたので休憩をすることに。せっかくなのでサンドイッチとコーヒーをいただくことに。見ていただくと分かると思うのですが、ピクルスがふんだんに入っていて、付け合わせにも色とりどりのピクルスがセットになっています。野菜のシャキシャキ感が最高です。バケットも程よい硬さでとても美味しかったです！

コーヒーにはなんと可愛らしい猫型のクッキーがついてきました。なぜ私が猫を飼っていると分かったんだ。。言わなくてもわかる猫好きオーラが出ていたのかもしれない。しかし、こんか可愛いクッキーを食べるなど出来るはずがありません。踏み絵の如く試されている気がしましたが、渋々いただきました。味は最高です！

ナイトミュージアムも必見！

なんとこちらのカラフルコンテナ、夜になるとこんな感じで綺麗に光ります！
日時限定ですがライトアップも行っていますのでお越しの際は是非夜まで楽しむのも良いと思います。ちなみに私が行った日もナイトニュージアムをやる日だったのですが日の入りが7時。しかも次の日は朝が早かったのと電車の本数の少なさとで断念することに。。次回は日の入りの早い冬にリベンジしたいです。

まとめ

本当に最高でした！周りの海と自然と見事に調和していて唯一無二の美術館だと思いました。また、カラフルなオシャレな建物にとどまらず、可動式の美術館として機能しているのも独創的で面白かったです。

ただ、こちらの美術館、作品の写真がSNSアップ禁止ということで展示内容について触れることができなかったのですが展示自体もとても見応えがあったのでオススメです。少し交通が不便ではあるのですが、本数が少ないですが駅からバスも出ていて、土日、祝は無料シャトルバスもあるので、広島にお越しの際は是非一度訪れてみてくださいね！