【銅版画の作り方 技法 その16】マジックで銅版画が作れるって本当!? マジックインキを使った不思議な技法

ワンコ先生

今回はマジックインキを使った少し変わった技法を紹介していくよ。

目次

マジックインキを使った技法?

おまつ

そもそもマジックインキって何?

ワンコ先生

マジックインキとは、これだよ!▼

おまつ

あっ、これかぁー!使ったことあるよ!でもこれって普通の油性マジックだよね?これで銅板にそのまま描いて作るの?

ワンコ先生

そうなんだけど、、詳しい作り方をみていこうか!

用意する物

用意するもの

・マジックインキの補充液
・まっさらな銅版
・刷毛や筆など
・絵皿(紙パレだとインクが流れてしまうので絵皿推奨)

通常のマジックインキだと描画する時の自由度が落ちるのと、広範囲を一気に描けないので今回はマジックインキの補充液を使います。

おまつ

へぇー補充液があるなんて知らなかったよ、インクが切れたらマジック本体を捨ててたけど補充してずっと使えるのはゴミにならなくて良いね!

マジックインキで一気に描いていく

補充液をシンナーで薄め、描きやすい濃度にして描いていきます。この時に、気をつける点としては、一気に描き上げることです。
なぜなら、油性のマジックなので乾くのがとても早いです。描き上がった瞬間に乾いていくので躊躇していると、なかなか思ったように描けないので、ある程度完成図を想像しながら描いていくと良いと思います。

修正はシンナーやリグロインで拭き取るだけ!

時間との戦いが求められる今回の技法ですが、実は修正するのはとても簡単です。
「あ、やっぱり変更したいな。。」と思ったらシンナーで拭き取れば簡単にマジックは落ちるので、(シンナーがない場合はリグロインなど)腐食する前でしたら、修正はいくらでも可能なので初めの慣れないうちは自分が気に入る表現になるまで、とことん向き合って練習するのも良いと思います。

乾かして腐食する

無事にマジックインキで描くことができたら、表面を乾かして15分程腐食していきます。

おまつ

そっか、マジックインキの部分がグランドの代わりになってるんだね!

ワンコ先生

そうなんだよ!グランドだとここまで自由な表情は出ないからマジックインキならではだよね!

刷るとこんな感じ

前回のマーブリングとはまた違った面白い表情になりました。

近くで見ても不思議な表情で面白いですね。

まとめ

今回はマジックインキを使った技法を紹介しました。グランド意外にも、こういったマジックで代用できることが分かり、個人的にはとても勉強になった技法でした。
ということはなんだか他のものでもできそうだなと、、更なる探究心が芽生えました笑。

ワンコ先生

みんなも挑戦してみてね!

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