前回紹介したコラージュは、どうやって作ってるんですか?という質問を受けたので今回はコーラージュとデジタルコラージュの違いについて話していくよ!
普段のコラージュと作り方が違うの?
デジタルコラージュとは
デジタルコラージュとは実際に紙を切り貼りするのではなくデジタル上でコラージュをすること
なんかハイテクだね。。デジタルってどうやって作るの?
詳しいやり方を説明するよ!
デジタルコラージュの作り方
用意するもの
まず、初めに切り抜く素材の他に画像加工ソフトが必要になります。私は普段からPhotoshopPhotoshopを使っているのでこのソフトで制作していきます。最近ですと、スマホのアプリでも簡単に出来るものもあるみたいなのでパソコンで作業しない方はそちらを使ってみてもいいと思います。
用意するもの
- Photoshopなどの画像加工ソフト
- 素材となる切り抜きたいもの
- スマホ(画像をスキャンする時に使う)
素材を集める
通常のコラージュですと雑誌の切り抜きや色紙を素材として使います。デジタルコラジュも紙のコラージュ同様に、まずは、切り抜く素材を集める必要があります。
好きな雑誌などを使う場合はスキャンをしパソコン上に取り込みます。私はスキャナーを持っていないので、こちらのフォトスキャンというアプリを使っています。こちらのアプリはかれこれ2年程使っていますが、スマホで簡単に高解像度データにしてくれるので本当にオススメです!
今回の私の場合はイラストとコラージュを組み合わせて作りましたのでイラスト、背景の段ボール、草の部分をスキャンしてパソコンに取り込みます。自分で素材を用意するのが面倒な方は、ネットでフリーの素材もあるのでそちらを使ってもいいと思います。
レイヤーごとに素材を置いていく
レイヤーとは何か?Photoshopの説明になってしまうのですが、レイヤとは層のことで一見このコラージュは一枚の平面上に全てあるように見えますが、実は3つの層に分かれており、各パーツごとにレイヤー分けをしています。もっと言ってしまえば、ぱっと見だとわかりにくにかもしれませんが、様々な表現加工を施しているので(影をつけたり、色を変えたりといろいろ、、)本当は10以上のレイヤーを使っていますが今回はわかりやすく説明するために基本となる3つのレイヤで説明していきます。
デジタルコラージュとコラージュの違いについて
失敗しない
紙で作るコラージュの場合、一度素材を台紙に貼ってしまったらその素材を「やっぱりこっちに貼りたいな」という変更がなかなか出来ないため、一回一回の決断がとてもシビアになってきます。
しかし、デジタルの場合はただレイヤー上に素材を置いているだけなので動かし放題です。そのため、まず失敗しません。ですが、その反面で動かし放題なので永遠に決まらないということもしばしば。。デジタルでも通常のコラージュでもしっかりと完成予想図を持ちながら作業することがとても大事になってきます。
色々動かしたり出来るのは楽しそうだね!
素材の大きさや色を変更できる
紙の場合、素材のサイズや色などはもちろん決まっていますので変更が出来ません。なのでその素材を切り取るタイミングでサイズのバランスや、色の組み合わせも考慮しなだら完成図を想像する必要があります。
ですが、デジタルの場合は先程の素材の移動と同様に簡単に素材のサイズ、色の変更が出来ます。なんなら複製や反転もできますので表現の幅が急激に上がります。これも先程と同様なのですが、選択肢が増えれば増えるほどその分迷いも生じますのでこの時にもしっかりと完成図を見通して作る必要が出てきます。
パソコンやスマホ、タブレットがあればどこでもできる
パソコンがあれば実際にカッターやハサミ、のりなどを使わずに切り貼りができますので家に作業スペースがなくとも、カフェでもできます。さすがにカフェで紙のコラージュをするのは気が引けますが、パソコンならスマートに作業することができます。しかもゴミも出ないので楽と言えば楽ですね。
まとめ
デジタルコラージュとコラージュどちらも良い点があり、一長一短だと思います。私は紙のコラージュも好きなので、時間がない時や通常のコラージュだとなかなか表現が難しい場合にデジタルを使うようにしています。Photoshop、その他画像加工ソフトをお持ちでしたらデジタルでの制作も楽しいと思うので自分のあった方法で制作してみてくださいね。
デジタルだとどこでも作れるのがいいね!
紙の方が作ってる!って感じがして僕は紙の方が好きなんだ。自分に合った好きな方法で作るのが良いと思うよ!