【銅版画の作り方 実践編 その1】銅版画の刷り方

おまつ

先生、銅版画ってどうやって刷っているのかな?

ワンコ先生

そういうと思ってたから、実際に刷っていくところを見てみようか!

おまつ

イェーイ!!やったー!!

ワンコ先生

(テンション高・・)

目次

なにができるかな?

この版を使って刷ります。
見た感じだと真ん中の方がぐるぐるした溝が見えるけど、実際に刷るとどういう風に見えてくるのでしょうか。

銅版画の刷り方の手順

インクを練る

▲左からヘラ、インク、ゴムベラになります。
まずはインクをヘラで練っていきます。インクを練ることで粘りが均一になり、なめらかさが出るので版にインクが詰めやすくなります。

版を温める

インクを練っている間に版を温めます。版を温めることでインクを詰める時にインクが柔らかくなるので溝に詰まりやすくなります。

おまつ

どのくらい温めるの?

ワンコ先生

少し手を近付て熱くなってきたなと思うくらいかな。

おまつ

なんかざっくりだね・・・

インクを詰める

ゴムベラを使ってインクを版に詰めていきます。

おまつ

あれ、さっきのインクを練ってたヘラじゃダメなの?

ワンコ先生

金属のヘラだと銅版を傷付けてしまうからゴムみたいに柔らかい素材がいいんだよ。

インクを詰めたらローラーを使って均一にインクを伸ばしていきます。

布で拭き取る



インクが均一に版についたら二つの布を使ってさらに溝の中にインクを詰めながら余分なインクを拭き取っていきます。



寒冷紗(かんれいしゃ)という布を使って余分なインクを拭き取っていきます。

ワンコ先生

インクを溝の中に押し込む感じに拭くといいよ



寒冷紗である程度拭き終わったら人絹(じんけん)というもう少し目の細かい布を使って仕上げていきます。

ワンコ先生

あんまり強く拭きとるとせっかく詰めたインクもとれてしまうから、優しく撫でるように拭くのがポイントだよ。

刷るよー!

インクを詰めた版を置いたら、その上に湿らした紙を置いてプレス機で刷っていきます。

おまつ

えっ、紙を濡らしても大丈夫なの?

ワンコ先生

紙を濡らした方がインクが付きやすくなんだよ。



紙の上にフェルトを置いてプレスしていきます。

ワンコ先生

プレス機が大きければそれだけ圧も強くなるから作品の仕上がりがキレイになるんだよ。

めくってみると、、、

プレスで刷ったらそーっと紙を剥がします。

おまつ

わぁー!!インクが紙に写ってる!!

完成ー!!

紙に写すので出来上がりは銅版画に彫ったものが反転します。



よくみてみると、ぐるぐるとした部分とは別に淡い色の部分があります。
これはスピットバイトという技法を使っています。

まとめ

ワンコ先生

どうだった?これで少しは銅版画がどいうものか分かったかな?

おまつ

できた絵が反転するなんて不思議だね

ワンコ先生

そうだね、版画は反転するから下書きを版に描く時には注意しないといけないんだ。あとは、紙をめくってみないとどんな出来上がりか分からないドキドキ感も面白いよね!

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