銅版画でよく使う言葉 直接技法と間接技法の違いって何?

ワンコ先生

今日は直接技法と間接技法の違いについてだよ。

おまつ

銅版画でよく使う言葉だよね。聞いたことあるけど、なんだっけ?

ワンコ先生

簡単にまとめると腐食するかしないかってことだよ。

おまつ

ほほーん

目次

直接技法と間接技法の違いとは


直接技法とは

直接技法とは、ニードルなどの工具を使い銅板を直接引っかいて溝を彫る方法です。この方法は彫る時の力加減で、線の濃さが変わってくるので鉛筆で絵を描く方法に、とても似ています。

なので、初めて銅版画をやってみたい人に向いている技法です。また、腐食する必要がないので家でも趣味として始められやすいです。

間接技法とは

それに対して間接技法とは腐食液などに浸し、間接的に銅版を腐食して彫る方法です。こちらの技法は、腐食液に漬けた時間の長さで色の濃淡を表現します。なので、彫るというよりは理科の実験のように、腐食時間の長さで、どのくらいの色の濃さが出るのかを何回も繰り返して自分の好みの作品を作る必要があります。

その為、意図しなかった色味になったりすることがあるので、偶発的な部分を楽しめる人には向いている技法だと思います。

おまつ

なるほど、そういうことか!

ワンコ先生

各技法ごとに、直接技法か間接技法かまとめてみたよ。

直接技法を使った技法

エングレーヴィング

エングレーヴィングは三角刃のような道具を用いて直接描いた技法です。

間接技法を使った技法

まとめ

おまつ

作っている時はあんまり気にしていなかったけどこうやってみると作り方が分かれるんだなって思って参考になったよ。

ワンコ先生

確かに、普段からそこまで直接技法か間接技法か区別して作っているわけじゃないけど、なんとなくでも知っておくと勉強になるよね。

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